和顔施
大変ご無沙汰していました~ ’07年にブログを始めて以来一番長く更新お休みしたかも・・・
じつは、10月28日に、じいじ(わたしの父)が不帰の人になってしまいました。
10月11日に地元の病院に緊急入院。
2、3日中にも危ないと言われて、妹たちが駆けつけてくれたのも土日
皆の声を聞いて元気をだしたのか、28日まで頑張ってくれて、通夜・葬儀も土日
遠くからくる子や孫のことを案じてくれたんだね・・・
他にも不思議なことはたくさんありました~
わたしは、2日に行ってたくさん話しをしたし、夫は、8日にピクニックに連れて行ってくれたし、ばあばは、9日も10日もいつも以上にたくさんたくさん色々な話をしたそうです。
入院後は目もあけず話もできなかったけれど、私生児として生まれ、母親は嫁いでしまい、寂しい子供時代を過ごした父を 最後の時は一人にしたくないとばあばと話し、ずっと病院に泊まらせてもらうことができたので、二人で見送ることができました。
病院から、家に連れて帰る時は、とてもいいお天気で、青空に紅葉がきれいで、まるでいつものピクニックのようでした。
遺影に、去年わたしが撮ったじいじの笑顔の写真を使いました。
何人もの方に「いい写真だ、いつもの顔だね」と褒めていただきました。
思えば、父はいつも笑顔で、真ん丸いお月様みたいな笑顔で私達姉妹を見守ってくれていました。
一人暮らしになってしまった母は寂しいと思いますが、わたしは不思議なほど、寂しい気持ちはなくて、前よりもっと父がそばにいるような気がしています。 優しい穏やかな笑顔で。
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コメント
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コメントすみません
父が亡くなって8年になりますが、今でも思い出したり、話しかけたりしています。苦しいときは力になってくれていると感じます。
きっとラテさんのお父様も同じではないでしょうか。
いい思い出を残してくれたことはなによりも感謝ですね
投稿: ふわり | 2011年12月18日 (日曜日) 00時58分
ふわりさん、ありがとうございます。
偶然見たTVで、瀬戸内寂聴さんが
「仏教の言葉で和顔施っていうのよ・・・」って
笑顔でまわりの人も自分も幸せになるというお話をしてて
その言葉がストンとわたしの胸に落ちました。
投稿: ラテ | 2011年12月19日 (月曜日) 02時10分