2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

スーちゃん

  • スッキリ
    ミニチュアダックスフント ワイヤー ♂ 1998年9月24日生まれ

薔薇

  • 緑のカーテン
    うちの薔薇の写真

庭の花 ’10

  • ARASHI
    庭や鉢に咲いた花

天空の桜

  • 亀ケ森2012
    標高800mの、亀ケ森牧野の一本桜

里山の花

  • 山の花
    里山、道端、原っぱなどの花
無料ブログはココログ

« お散歩日和 | トップページ | 今年も »

Kさん

10年以上前電子部品工場に勤めていた時の上司Kさん
同い年ということもあり、子供の頃みたアニメの話(ガッチャマンやトリトンetc)
学生時代の話、歌謡曲、フォークソング(NSP・あんべさんetc)
伝票めくりながら、パソコン入力しながら、部品量りながら話しばっかりしていた。

息子が不登校になった時は気にかけてくれて
 「家にいるんだったら連れて来い」と言って
ダンボール箱の片付けなど仕事を手伝わせてくれたこともあった。

3月下旬、Kさんの親友Mさんに偶然会って、
 「Kさんち(山田の海沿いだった)どう?」
「家は無ぇし、今の仕事場は大槌の海ばだだったんだよ・・・
  まだ連絡つかねぇんだ・・・」

それがつい先日Mさんが
「K、生ぎでだっけ、避難所にいで、避難所を仕切ってだっけ!!」って教えにきてくれました。
 「良かった~ 本当に良かったねぇ、Kさんらしいね」
 「だめだ、アイツ皆からちやほやされで、いい気になってらっけ(笑)」
 「アハハ、 それも友達の多いKさんらしいや~」

話好きのKさんの話の中でも印象に残っているのは、子供の頃の夏休みの話と、山田のお祭りの話
 夏休みは、朝から漁師のお父さんの船で、山田湾に浮かぶ島に友達みんなで送られて
日がな一日、泳いだりもぐったりして遊んで、おやつは現地調達
帰りは砂だらけのまんま銭湯に直行
 山のコのわたしには、羨ましい海のコの夏休み
山田のお祭りにはどんなに仕事が忙しくても休みをとってお神輿をかつぎにいくKさん
お祭りの話になると、熱くて
 「宮古のは祭りじゃねぇ! 一度見に来い!!」といつも言っていました。

一日も早く豊かで穏やかな海との普通の暮らしが戻ってきますように
そして、山田祭りの勇壮な神輿海上渡御を見に行きたいです。

« お散歩日和 | トップページ | 今年も »

3・11」カテゴリの記事

コメント

人気者のKさん、生きててよかったですね今は会わなくても気になる人がわたしにもいます。人は自分が考えるより、誰かに想われているのかもしれませんね!宮古弁(山田弁?)で読んだら懐かしくなってしまいました^^

ふわりさん、こんにちは
岩手の空は、今日もおだやかです
面倒見がよくて子供からお年寄りまで守備範囲が広いKさん
きっと、避難所を明るくしているんだろうと思います。

Kさんがご無事で本当によかったです。
でもおうちは流されてしまっているんですね。。
避難所で元気にされていても、内心はきっとつらいことだろうと想像します。
そういう方はたくさんいらっしゃるんですよね。
私の弟のお嫁さんの実家も完全に流され、今は親戚の家で避難生活を送っています。
妹さんも家を流され、家のローンだけが残ったって。
亡くなった人がたくさんいる中、命はあったからまだましかと、元気を出そうとしている人たちがたくさんいるのだと思いますが、この先どうするのか、他人事ながら泣けてきます。

minigardenさん、ありがとうございます。
家も職場も無くなってしまったKさん・・・津波自体と対峙した恐怖もあるでしょう
それでも、前向きに頑張って行こうとする強さ スゴイです。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Kさん:

« お散歩日和 | トップページ | 今年も »